複数骨折、内臓損傷、外で負傷なら激痛で帰宅できなかった…韓国人女子大生暴行死、無罪主張の韓国籍男に懲役8年・神戸地裁 - 産経ニュース

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複数骨折、内臓損傷、外で負傷なら激痛で帰宅できなかった…韓国人女子大生暴行死、無罪主張の韓国籍男に懲役8年・神戸地裁

 同居する韓国人女子大生を暴行し死なせたとして傷害致死罪に問われた韓国籍の無職、キム・ヒョンジェ被告(31)の裁判員裁判の判決公判が23日、神戸地裁で開かれた。平島正道裁判長は「落ち度のない女性を一方的に激しく暴行した」として、懲役8年(求刑懲役10年)の実刑判決を言い渡した。

 キム被告は公判で、被害者の趙ウナさん=当時(23)=が帰宅前に事故に遭ったり、別人から暴行を受けたりした可能性もあると無罪を主張していた。

 平島裁判長は判決理由で、趙さんに交通事故で生じる傷がない一方、複数の骨折や内臓損傷があったことを「事故の可能性は低く、(外での暴行なら)激痛で帰宅できなかった」とした医師の証言などから、自宅で暴行を受けたと判断。キム被告の右手の腫れを「殴った痕跡といえる」と認定し、キム被告の犯行と判断した。

 その上で、背景に金銭問題があった可能性を指摘。腹部や胸部を複数回殴り、肋骨(ろっこつ)骨折などを負わせたとして、「計画性がなく、凶器を使用していないとしても、暴行の内容は相当悪い」と指弾した。 

 判決によると、キム被告は昨年5月25日昼から26日未明までの間、西宮市の趙さん宅で、趙さんの腹や胸を殴るなどし、その後、出血性ショックで死なせた。