シネマの華・動画付き

殺人、不倫…「深刻女優」の二階堂ふみが新境地を拓いた ドS彼氏に胸キュンな女子高生を演じて…

【シネマの華・動画付き】殺人、不倫…「深刻女優」の二階堂ふみが新境地を拓いた ドS彼氏に胸キュンな女子高生を演じて…
【シネマの華・動画付き】殺人、不倫…「深刻女優」の二階堂ふみが新境地を拓いた ドS彼氏に胸キュンな女子高生を演じて…
その他の写真を見る (1/6枚)

 殺人や道ならぬ恋など、深刻な役ばかりの印象がある二階堂ふみが、少女マンガ原作の「オオカミ少女と黒王子」で、ドSの彼氏に胸キュンの女子高生役をかわいらしく演じ、新境地を見せている。

 二階堂は平成6年生まれで沖縄県出身。平成21年、「ガマの油」で映画デビュー。24年公開の「ヒミズ」では、親殺しの同級生に思いを寄せる少女を熱演してベネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞。その後、「私の男」(26年)では近親相姦と殺人の過去を持つ主人公、「この国の空」(27年)では戦時下に隣人の妻子持ちと不倫関係に陥る娘を演じるなど、重量級の役を確かな演技力で次々とこなし、高い評価を得てきた。

 そんな二階堂が今回演じるのは、恋愛経験ゼロの女子高生、エリカ。友人に見えを張って、通りがかりのイケメンの写真を彼氏だと見せびらかしたものの、その男は同じ高校に通う恭也(山崎賢人)だった。彼は、王子様のようなさわやかな笑顔を浮かべながら、「お前がおれのイヌになるなら、くだらねえ茶番につきあってもいい」と言い出し…という物語。

会員限定記事会員サービス詳細