路上で14歳女子中学生を何度も刺し…37歳無職男に懲役12年判決 神戸地裁姫路支部 - 産経ニュース

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路上で14歳女子中学生を何度も刺し…37歳無職男に懲役12年判決 神戸地裁姫路支部

 兵庫県姫路市で昨年5月、女子中学生を刃物で何度も刺して重傷を負わせたとして殺人未遂罪に問われた無職、勝田州彦(くにひこ)被告(37)の裁判員裁判の判決公判が18日、神戸地裁姫路支部で開かれた。木山暢郎裁判長は「少女の腹部を刺したいという身勝手な動機で、少女に死を覚悟するほどの恐怖を味わわせた」などとして懲役12年(求刑懲役15年)の実刑判決を言い渡した。

 木山裁判長は判決理由で「防犯カメラを避けるために服装を変えるなど計画性が高く、腹部をナイフで執拗(しつよう)に狙った犯行態様も悪質」と指弾。弁護側は公判で「中学時代に受けたいじめなどで少女の腹部を刺したいという特異な性癖が形成されており、考慮すべき」と主張したが、「いじめなどの影響は自傷行為だけにとどまる。少女の腹部を刺したいと思うようになったのは、もっと後のことだ」などと退けた。

 判決によると、勝田被告は昨年5月11日午後4時55分ごろ、同市内の路上を歩いていた当時14歳の中学3年だった女子生徒の腹や胸などをナイフで数回刺し、約1カ月の重傷を負わせた。