人出前回比6万5000人減 御柱祭186万人、混乱は回避 長野

 6年に1度開かれる天下の大祭、諏訪大社御柱祭は16日、下社(下諏訪町)の「里曳き」が行われ、幕を閉じた。下社春宮と秋宮に計5本の御柱を建てる「建て御柱」が祭りのフィナーレを飾った。

 諏訪地方観光連盟の御柱祭観光情報センターによると、上社と下社で一連の神事が行われた12日間の人出(速報値)は186万人で、平成22年の前回に比べ6万5千人減った。人出のうち氏子は28万8千人で前回の23万2千人を上回った。

 人出の減少は、今回から安全対策として観光客の曳行(えいこう)路や境内への立ち入り規制を強化したことが見物客の足をやや遠のかせたとみられる。同センターが、クライマックスの「木落(おと)し」の見学には有料観覧券が必要であることの情報を観光客向けに積極的に発信したのも影響したようだ。会場周辺に人が殺到した前回のような混乱は回避できたとしている。