清原和博被告初公判(3)

「左足が不自由、コーチの依頼もない」心の隙間に覚醒剤、子供の目を避けホテルで使用

 《弁護人が手紙を読み上げる》

 弁護人「『和博は私に手紙を書いて弁護人に託してくれました。手紙は生まれて初めてもらいました。手紙の中で和博はただ謝っていました。ごめんなさい、と書いていました。また、更生し人生をやり直すことがしっかりとした字で書かれていました。和博は、厳しい現実があると言っていますが、それ以上に難しいことが待っていると思います。人の役に立つ人間として生まれ変わり、人生をやり直してほしいと思っています。親としてできる限りの支援をしたいと考えています』」

 《清原被告がうつむいたまま鼻をすする。続いて弁護人は清原被告を幼少から見守った人とされる人物の手紙の一部を読み上げる》

 弁護人「『和博君は番長というイメージとは裏腹にまっすぐな男です。阪神淡路大震災では積極的に支援をしてきました。私たちで(清原被告の)更生を支援する会を立ち上げました。治療や高野山での更生のための万全の体制を整えます。知人宅を訪問し、寛大な処分を求める署名をお願いしたら、480人分がすぐに集まりました。私たちは一度の過ちで和博君を見限ることは考えてなく、もう一度立ち直ってほしいと考えています。和博君は街全体の宝です』」

 《弁護人は更生を支援する会が僧侶や建設業関係者で構成され、病院の手配や施設の確保をすると説明した。署名を集めた地域は清原被告が幼いころ、母親に自転車で伴走されながら走った道の近くなどだったことを述べると、清原被告が青いハンカチで目頭を押さえた》