清原和博被告初公判(3)

「左足が不自由、コーチの依頼もない」心の隙間に覚醒剤、子供の目を避けホテルで使用

 《孤独、心の弱さ…。清原被告は群馬県みどり市の無職、小林和之被告(45)=覚せい剤取締法違反(譲渡)の罪で公判中=に連絡をとったという》

 検察官「『小林に連絡をとったときには、収入や仕事に不安を感じていました』」

 《テレビのバラエティー番組などでたびたび目にしてきた豪快な清原被告のイメージとはかけ離れた弱々しい姿が語られる。検察官は供述調書の読み上げをやめ、このときの状況について解説していく》

 検察官「28年1月、小林に『ひとつお願いします』と電話をかけています」

 《ひとつ、というのは覚醒剤1パケという意味で、注射器2~3本とともに用意してもらい、清原被告は4万円を支払っていたという。2月1日、都内のシティホテルにチェックインすると、注射したり、ライターの火を使いガラスパイプであぶったりして使用。その後、知人に覚醒剤を使ったことを意味する「落ちた」とメールを送っていたという》

 《検察官の説明によると、清原被告が覚醒剤を使用する場合は、小林被告が一緒にいることが多かった。使用後、ぼうっと過ごしていて動けない清原被告のため、小林被告が飲み物などを買いに行くことがあった》

 《続いて、弁護人が証拠の説明を始め、清原被告の父、洋文さんの手紙について言及する》

 弁護人「本来なら証人になりたいが、狭心症の発作を起こしかねないということで手紙を書いてもらった。故郷の岸和田に(清原被告を)支援したい人が多くおり、支援する環境が多く整っているということが記載されています。また被告人を応援したい父としての心情がつづられています。寛大な処分を求める480人の署名が集まったことや、清原被告が洋文さんに青いグローブを買ってもらったときのことなどが書かれています。一部を読み上げます」