清原和博被告初公判(3)

「左足が不自由、コーチの依頼もない」心の隙間に覚醒剤、子供の目を避けホテルで使用

 《覚醒剤を使用したなどとして、覚せい剤取締法違反(使用、所持、譲り受け)の罪に問われた元プロ野球選手、清原和博被告(48)の初公判で、検察側は清原被告自身の供述調書を読み上げ、覚醒剤を常用するようになった経緯の説明を始めた》

 検察官「『引退後の生活は乱れていました。現役時代は試合がありましたが、(引退で)目標をなくしていました。左足が不自由になり、先生からは良くなることはないと言われました。実際に戦地に行った方には失礼ですが、私は戦地へ行ってけがをした兵士のような気持ちでした。いずれどこかのチームのコーチや監督になりたいと思っていましたが、依頼してくるチームはありませんでした。心の隙間を埋めるようにして覚醒剤を使うようになりました』」

 《清原被告は視線をあげることはない。検察官の読み上げは続き、覚醒剤の使用場所や入手ルートについて説明を続ける》

 検察官「『覚醒剤を使うのはたいていホテルの部屋でした。自宅には子供がいるので覚醒剤は使えません。平成22年ごろ先生の診療を受け、病院に入院しましたが覚醒剤をやめることはできませんでした。26年3月には週刊文春に私の覚醒剤疑惑が書かれると、マスコミの仕事もなくなってきました。本当に孤独でした。(覚醒剤に絡み関係があった)昔の知人に連絡をとるようになりましたが、やめたいと思っていたことは事実です。やめられなかったのは私の心の弱さだと思います』」