台湾の馬総統、日本食品の解禁見送りは「選挙のため」

4月9日、台湾北部沖の離島、彭佳嶼で、除幕した碑を前に談話を発表する馬英九総統(田中靖人撮影)
4月9日、台湾北部沖の離島、彭佳嶼で、除幕した碑を前に談話を発表する馬英九総統(田中靖人撮影)

 台湾の馬英九総統は17日付の台湾紙、蘋果日報に対し、東日本大震災後に輸入を禁止した福島県など5県産の食品の解禁を当初計画していたものの、今年1月の立法委員(国会議員に相当)選が迫り「ある立法委員」から得票に影響があると抗議を受けたため見送ったと明らかにした。馬総統は「選挙は終わった」として早期解禁を呼びかけた。(台北 田中靖人)