14、15日に開かれる「福山ばら祭」に合わせて、福山ブルガリア協会から招かれたブルガリア共和国・カザンラク市の「バラの女王」が広島県福山市を訪れ、13日、市役所に羽田皓市長を表敬訪問した。
「100万本のばらのまち」を目指してまちづくりを進めてきた福山市と、バラの栽培が盛んなブルガリアとは、同国の国立舞踊団が福山市の「リーデンローズ」で公演したのをきっかけに交流がスタート。中でも、バラの街として知られるカザンラク市は、福山ブルガリア協会とパートナーシップ協定を結ぶなど友好を深めている。
ばら祭へのバラの女王の招聘は平成10年から始まり今年で19回目。同協会のメンバーらとともに羽田市長に対面した「女王」のツヴェテリナ・イヴァノヴァさん(20)は、オープニングやローズパレードなどへの出演を楽しみにしていると、「ばら祭」への期待を述べた。
イヴァノヴァさんは表敬訪問の後、市立金江小学校で児童らの歓迎を受けるなど、市民らとの交流を深めた。
ばら祭のオープニングは14日午前10時から緑町公園の屋外ステージで、ローズパレードは15日午後0時半に妙法寺前交差点をスタートするコースで行われる。