ここでは、生地から研究したというオリジナルピザやスープのほか、こだわりの野菜サラダもおすすめ。的場茜店長は「ケールにフルーツなどを組み合わせて食べやすくしているのでぜひ味わってほしい」と、にこやかに話す。
第3期では、家具雑貨専門店「クラッシュゲート」とスポーツ用品店「ハタケヤマ」も同時オープン。1期から合わせると全9店舗が勢ぞろいした。いずれも個性的な専門店ばかりで、インテリアや野球、自転車、ダイビングなどの愛好家が集まってくる。
「単に道具を販売するのではなく、感性や趣味が同じ人同士が集まる店を集積した。人のつながりを重視しているので、店ごとにイベントを企画してもらっている」とは、南海電鉄広報部の担当者。
DIY用品専門店「DIYファクトリーオオサカ」では、工具を使えるワークスペースを備えているほか、ガラス彫刻などのワークショップも毎日開催している。プラスチック板を使ったキーホルダー製作はたったの100円。気の利いたプレゼントにもなるので、リピーターが多いという。
難波の中心街とは趣の異なる南海高架下。人気店に行くなら、あえて天気の悪い日を選ぶのが賢明かも。(ライター 橋長初代)