高校対抗「自転車鍵かけコンテスト」実施中

 自転車の盗難被害を防止しようと、和歌山県警は高校対抗の「きしゅう君の自転車鍵かけコンテスト」を実施している。9月末までの取り組みで、生徒らが啓発活動を行うほか、警察官による調査をもとに校内の駐輪場での施錠率を競い合う。

 近畿では京都府に続いて2府県目の実施。県内の24校舎がエントリーし、啓発の取り組み状況や、施錠率の高さで優秀校が選ばれ、10月に3校が表彰されるという。

 県警生活安全企画課によると、自転車の盗難被害は減少傾向だが、昨年は中高生の被害が半数以上を占めている。また、盗まれた自転車が無施錠だったケースの割合は昨年、約76%と全国ワースト9位だった。

 同課の徳田大志課長は「鍵かけを習慣づけて、盗まれる被害を防いでほしい」と話している。

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