「ながらスマホ」は事故の元 甲府署、自転車ルールを街頭指導

 甲府署は12日朝、JR甲府駅北口交差点や武田通りの歩道で、自転車の学生らに、スマートフォンや携帯電話の「ながら運転」をしないなど、安全運転の街頭指導を行った。

 歩道に甲府署員、甲府交通安全協会のスタッフら30人が立ち、自転車に乗った人たちを呼び止め、啓発のチラシや車のライトが当たると光る「反射材」を手渡していた。学生らは「気をつけます」と応じていた。

 県警がまとめた平成27年の自転車関連の事故件数は、前年比12・6%増の492件。このうち甲府署管内は167件と全体の3分の1を占めた。

 同署の窪田弘一地域交通管理官は「スマホ、携帯、音楽プレーヤーなどをいじって安全確認を怠り、事故につながることもある。気をつけてほしい」と注意を呼びかけている。

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