全国知事緊急アンケート

舛添氏は首相クラスか 他県は節約に工夫…鳥取・平井氏、随行ゼロで「一人旅」 神奈川・黒岩氏は3万円でホテル探し

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 宿泊するホテルにも格差があった。宿泊費の規定に関する設問に答えた44都道府県のうち、条例などで1泊当たりの上限額を定めていたのは42自治体。いずれも「国家公務員等の旅費に関する法律(旅費法)」に沿った金額設定をしていた。

 これによると、最高額を首相・最高裁長官と同じ4万200円に設定していたのは東京都のみ。愛知、兵庫、福岡など6県は「大臣級」の3万2200円。大阪、千葉など18道府県は「副大臣級」(2万9千円)を採用し、京都、奈良など17府県は「事務次官級」(2万5700円)だった。

 こうした規定をオーバーし、増額申請をしたことがあるのは28自治体。舛添要一都知事は昨秋のパリ・ロンドン出張で、規定額の約5倍に当たる1泊19万8千円のスイートルームに宿泊し批判を浴びたが、神奈川、埼玉など11自治体はすべて規定内に抑えていた。

 「訪問先の自治体にホテルの手配をお願いする。口利きもあるのか、3万円でもいいホテルを用意してくれますよ」と秘訣(ひけつ)を明かすのは神奈川県の職員。舛添氏と同時期にロンドンを訪れた際、同県の黒岩祐治知事(61)は中心部から約7キロ離れたホテルに宿泊。規定通り1泊3万2200円で、一等地に泊まった舛添氏の6分の1程度に収めた。

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