セブン&アイHD 井阪新社長インタビュー詳報

「鈴木氏は精神的な支柱だ。顧問で残っていただく」

 --鈴木氏は退任するが今後の処遇については、

 「入社以来、薫陶を受け育てていただいた。鈴木氏がいなければ今日の私もないぐらいだ。心から尊敬している。変化対応や絶対的価値の追求など教わったことは数知れない。セブン-イレブンが流通業で、今の地位にいられるのも鈴木氏の経営理念が礎にあったからだ。まさしく精神的支柱だ。顧問として残っていただくくのは当然と考えている」

 --肩書についてはどう考えているか

 「調整中だが、名誉顧問とか特別顧問とかいくつか案が出ている。ただ、顧問であることには変わりはない。(会社側が提示し社外取締役が反対した)最高顧問は、全部の上という感じになってしまい、収まりが悪いと考えている」

 --鈴木氏とは処遇について話をしているのか

 「4月19日の取締役会で鈴木氏の退任と私の昇格は満場一致で決議された。それまでと対応を変えて冷静に話し合っている」

 --井阪氏の解任に賛成した取締役も残っている

 「決して社内不和とかはない。そういうことがあればお店に影響が出る。お店を見てもらえば、イトーヨーカ堂もそごう・西武も、セブン-イレブンも心配ないと分かっていただける。これからは今まで以上に、セブン&アイと各事業会社の対話をしっかりとることで絆を培っていきたい」