歌舞伎展望

20年後のスターは間違いなし! 未就学の御曹司が舞台に続々と初お目見え

【歌舞伎展望】20年後のスターは間違いなし! 未就学の御曹司が舞台に続々と初お目見え
【歌舞伎展望】20年後のスターは間違いなし! 未就学の御曹司が舞台に続々と初お目見え
その他の写真を見る (1/6枚)

 歌舞伎界では昨年から、未来の歌舞伎の芯となる御曹司たちが、続々と舞台デビューを果たしています。昨年11月の市川海老蔵(38)の長男、堀越勸玄(かんげん)ちゃん(3)に続き、今年5月には尾上菊之助(38)の長男、寺嶋和史ちゃん(2)が初お目見え。さらに来年2月には、中村勘九郎(34)の長男、波野七緒八(なおや)ちゃん(5)と次男、哲之(のりゆき)ちゃん(2)が、初舞台を踏みます。

 いずれもかわいい盛りで、会見や舞台を見るだけで、こちらの表情も緩みます。昨秋の勸玄ちゃんの舞台でも、海老蔵に手を引かれ歌舞伎座(東京都中央区)の花道に登場しただけで、客席から歓声が上がりました。公演初日の海老蔵ブログによると、勸玄ちゃんは爆睡したまま楽屋入りし、本番30分前になっても眠り続ける大物ぶりを発揮。それでも舞台では、小さな黒紋付きはかま姿で大舞台の真ん中にちょこんと座り、「堀越勸玄にごじゃ(ざ)りまする」と大きな声であいさつをし、大喝采を浴びました。

 初お目見えの1幕があった夜の部は、チケットも完売。平成25年、市川團十郎さんが亡くなった翌3月、その生まれ変わりのように誕生したお孫さんに、観客もいつの日か「(未来の)團十郎の初お目見えを見た」などと周囲に話す日が来ることでしょう。

 一方、今年、歌舞伎座の「團菊祭五月大歌舞伎」(5月2~26日)で初お目見えを果たしたのが寺嶋和史ちゃん。父方の祖父が尾上菊五郎(73)、母方の祖父が中村吉右衛門(71)と、ともに人間国宝というスーパーサラブレッドです。3月に都内で会見がありましたが、大勢の報道陣に囲まれる中、「将来は何になりますか?」との問いに「とと(お父さん=菊之助)」としっかり答え、江戸歌舞伎の名門、音羽屋の跡取りらしい自覚を早くも感じさせました。