島田洋一&加藤達也 特別対談(4)

「大土建屋大統領」目指すトランプ氏 「地球温暖化はない」が米保守派の常識

 加藤「それは国益のために、人為的温暖化論というものを排除しているのでしょうか。それとも、そうではなくて純粋に自然科学的にみて、自説のほうにに説得力があると思っているのでしょうか」

 島田氏「両方だと思いますよ。本当にまじめに、科学的にそう考えている人も多い。実際、データの偽造を温暖化を主張している学者がしていたという疑惑もあって、人間活動による温暖化はまったく証明されていないと共和党支持者の大半が信じています。これは一理あると思います。移民問題やエネルギー問題も、日本が参考にすべき面はいろいろあると思います」

=(5)に続く

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