総連、朝鮮大学校卒業生に金正恩氏忠誠団体への就職強要 東大、早稲田、明治…日本の大学にも門戸拡大 

 朝青は近年、慢性的な財政難のため、専従職員の平均月収が十数万円で推移。待遇に不満を持つ職員の退職が相次ぎ、現在では約900人前後にまで減少、人材確保が課題となっている。

 また、朝鮮総連は26年から、朝鮮高級学校出身者などで構成する日本の大学の傘下組織「在日本朝鮮留学生同盟(留学同)」や朝鮮籍出身者にも、朝青への就職の門戸を拡大。留学同は、慰安婦問題に関する日韓合意や米韓合同軍事演習について抗議を行うなど政治的な活動を活発化させており、朝鮮総連は留学同を有能な若手人材の確保の場として活用しようと本腰を入れ始めている。

 同大と朝鮮総連は産経新聞の取材に対し、「内部事情は話せない」などとしている。

 ■朝鮮大学校 昭和31年に創設され、34年に現在の東京都小平市に移転。政治経済、理工など8学部や研究所を備える。文部科学省所管の大学ではなく東京都が認可する各種学校。張炳泰(チャンビョンテ)学長は、北朝鮮の国会議員にあたる最高人民会議代議員も兼務。

 ■在日本朝鮮青年同盟  朝鮮高級学校や朝鮮大学校在校生ら約1万人が会員の青年組織。専従職員が金正恩第1書記崇拝の思想教育を若年層に施す。

 ■在日本朝鮮留学生同盟 東大、早稲田、明治、法政などの大学生約400人が加入する朝鮮総連傘下の青年組織。歴代委員長は朝鮮総連中央委員に選出されている。