「第9惑星」の場所、特定される? カッシーニのデータから解析

 太陽系外縁に存在すると考えられている天体「プラネット・ナイン」のおおよその場所を特定したと、ハーヴァード・スミソニアン天体物理学センターの科学者らが主張している。

米航空宇宙局(NASA)の探査機「カッシーニ」が収集したデータを分析している科学者たちが、「プラネット・ナイン」(第9惑星)が存在している可能性が高い領域を特定した

ハーヴァード・スミソニアン天体物理学センターのマシュー・J・ホルマンとマシュー・J・ペインは、土星調査中のカッシーニが地球の地上局に対する相対位置について記録したデータを解析した(PDFファイル)。さらに、そこで得られた数字を使用して、9番目の惑星が存在する可能性のあるいくつかの場所をモデル化した。

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