休日は家に閉じこもってしまい、「気が付いたら誰とも話さないで一日が終わってしまった……」という一人暮らしの人もいるのではないか。「教えて!goo」にも、「もしも一週間誰とも話さないでいたら?」という質問が寄せられていた。
この質問に対し、「あまり、何も変わらないと思います」(dulatourさん)、「現代人なら『1週間誰とも話さない』ぐらい珍しくないでしょうし、それで何がどうなるということもないでしょう」(RMTさん)という意見が寄せられた。一方、「独り言が多くなってストレスが溜まってうつ症状になりかねない状況になると思います」(coverflyさん)と、自らの実体験を踏まえて注意を促す意見も。実際、誰とも話をしないことは心身にどのような影響をもたらすのだろうか。メンタルカウンセラーの平澤一美さんに聞いた。
■誰とも会話しない状態が続いた場合に起こる心理的影響
「一言も話していない、あるいは声を出していないという前提ですが、気がついた時には、気持ちが落ち着かず不安な状態になることが考えられます」(平澤さん)
やはり、少なからず心理的にマイナスの影響があるようだ。こうした影響は、人と会話をしなくなってからどれぐらいで現れはじめるのだろう。