横浜に似合うバラを求めて

イングリッシュガーデン設計 国内で希少な育種家の河合伸志さんが語る「花の魅力」とは

【横浜に似合うバラを求めて】イングリッシュガーデン設計 国内で希少な育種家の河合伸志さんが語る「花の魅力」とは
【横浜に似合うバラを求めて】イングリッシュガーデン設計 国内で希少な育種家の河合伸志さんが語る「花の魅力」とは
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 約1600種類のバラを中心に季節に合わせたさまざまな花が咲き誇り、年間約12万人の目を楽しませる「横浜イングリッシュガーデン」(横浜市西区)。地元テレビ局tvkが運営する異色のガーデンの人気を一挙に高めたのが、平成24年のリニューアル時にバラ園設計を担当、その後スーパーバイザーに就任した河合伸志さん(47)だ。日本では数少ないバラ育種家として多くの新種のバラを世に送り出してきた河合さんに「花の魅力」を尋ねた。

(横浜総局 岩崎雅子)

心を解放する力

 「花は日々の生活に必ず必要とされているものではない。だからこそ花には、忙しい日々の中で心を解放させる力がある」

 そう断言する河合さんは幼少期から、両親の影響で園芸が好きだった。その中でもバラの魅力に目覚めたのは、小学生の頃、近所の人からもらった花束の中で薄紫色のバラ「ブルームーン」を見たときだったという。「花束の中でそれだけ輝いてみえた。社会人になってからも、夕日のオレンジに一層紫が光るバラを見てふと心が軽くなったことがある」と目を細める。