5月1日にMIKAKOさん、シャンソン聖地で100回目のステージ 群馬

 シャンソン歌手のMIKAKOさんが5月1日、「シャンソンの聖地」としてファンに知られる日本シャンソン館(渋川市)で100回目のステージに立つ。平成20年から毎月同館でライブを行い、大台を達成する。

 MIKAKOさんはシャンソン界の巨匠、故・芦野宏さんと出会い、芦野さんが私財を投じて建てたシャンソン館での公演を勧められた。

 「あっという間の8年でした」というが、富岡製糸場国際交流員のダミアン・ロブションさんやサッカー日本代表のトルシエ元監督の通訳だったフローラン・ダバディーさんらとのトークショーなどが楽しい思い出だったという。

 一方、ステージで歌詞を間違え、ごまかした際、芦野さんが激怒し、観客の前でやり直しさせられた。

 「恥ずかしかった。でもプロとしての心構えを教えられ、今も冷や汗の出る苦い思い出です」

 上州の山並みもすっかり目になじみ、「群馬は私にとって第2の故郷。人情が厚く自然も豊か、大好きな温泉も多い」と語る。

 自作詞で曲も作った。

 「歌詞に込めた思いを感じとってほしい。新しいことにチャレンジしながらこれからも歌い続けたい」と笑顔を浮かべた。

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