県アドバイザーにカルビー元社長の松尾氏 「地消地産」推進 長野

 「地消地産」を県版の地方創生総合戦略の柱に掲げる県は26日、大手食品会社「カルビー」の元社長で相談役の松尾雅彦氏(75)を「食の地消地産アドバイザー」に委嘱した。

 松尾氏は昭和16年に広島市に生まれ、慶大法学部卒業後にカルビーに入社。平成4~17年に社長を務めた。NPO法人「日本で最も美しい村」連合の副会長として、経済を地域内で循環させる構想「スマート・テロワール」を提唱する。

 この構想は、地域で消費するものをその地域で作ることを掲げる消費地生産を基盤に置き、一つの自給圏の創出を目指す。県が提唱する地消地産に理念が合致するとしてアドバイザー就任を要請した。県は、松尾氏に県職員への研修の講師や農業実証実験への助言などを行ってもらう方針だ。

 松尾氏は「日本の経済は農村にチャンスがある。長野県は3つのアルプスがあるあこがれの地。ここから日本の農村を引っ張っていきたい」と抱負を語った。

会員限定記事会員サービス詳細