3月の有効求人倍率は改善、24年ぶり高水準に 失業率も改善

 厚生労働省が28日発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.02ポイント上昇して1.30倍となり、2カ月ぶりに改善した。1991年12月以来、24年3カ月ぶりの高い水準となった。

 2015年度の平均の有効求人倍率は、前年度より0.12ポイント上回って1.23倍となった。6年連続の改善で、年度としても91年(1.34倍)以来の高い水準となった。

 一方、総務省が同日発表した3月の完全失業率(同)も、前月比0.1ポイント低下の3.2%となり、2カ月ぶりに改善した。

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