【世界からみるWEST】中韓「絶対拒否」のオバマ氏広島訪問…理由は「日本が韓国・中国から許しを受けていないから」(1/5ページ) - 産経ニュース

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中韓「絶対拒否」のオバマ氏広島訪問…理由は「日本が韓国・中国から許しを受けていないから」

 5月26、27両日に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)にあわせてオバマ米大統領が被爆地の広島を訪問するかに注目が集まるなか、中国と韓国のメディアが神経をとがらせている。両国メディアの主な論調は先の大戦における「日本の責任追及」がなおざりになってしまうのではないかという趣旨だ。しかし、オバマ氏の広島訪問が実現すれば、日米和解の象徴となってしまいかねないとの判断が加わり、視線を注いでいる背景もあるようだ。

最終的にオバマ大統領が決断する

 米国メディアは、ホワイトハウスがオバマ氏の広島訪問を検討していることを伝えており、ガテマラー米国務次官は3月22日、その可能性について「ホワイトハウスが検討している。(結果を)推測するようなことはしない」と述べ、「最終的に大統領が決めることだ」と語った。

 米国世論に影響を与えるニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストの両紙は4月に入ってオバマ氏の広島訪問を求める社説を掲げている。

 米国の現役閣僚として初めて広島市を訪問したケリー国務長官は4月11日に平和記念公園を訪ねて原爆ドームを視察した。ケリー氏が記者会見で「大統領もここにきてほしい」と語ったことで、オバマ氏の広島訪問は現実味を帯びつつあるが、警戒感を募らせているのが中国と韓国だ。

 習近平国家主席ら中国共産党指導部は、中国は先の大戦の戦勝国であり、米国などほかの戦勝国とともに国際社会で中心的な役割を担ってきたという立場だ。