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そんな淳子さんは被害の大きかった大津町在住。地震後は車の中で5泊したそうだ。「腰や背中が痛くなりましたね。私は走るからいいけど、運動しないと体調を崩します」と話していた。その後のニュースなどでもエコノミークラス症候群が問題になった。
自宅に早く戻れるようにと、ライフラインの復旧作業は迅速だ。ガスや水道では全国から応援部隊が入っている。ガスは開栓作業に人手が多く必要で、全国から1800人が派遣されたと報道で知った。
知人が避難している体育館には福井市の給水車が到着したそうだ。北陸の福井市からなぜ?と思ったが、両市は1994年に姉妹都市になり、災害時相互応援協定を結んでいる。
九州電力の友人に聞くと、「全国9社から110台の発電機車を629人の要員とともに派遣していただきました」と。鉄塔が倒れて送電できない地域もいち早く停電が解消されたそうだ。