読書って楽しいよ 大阪・富田林市立図書館、児童5400人に「通帳」

 読書の楽しみを広めようと、大阪府富田林市立図書館は市立小学校児童約5400人に特製の「読書通帳」を配布した。通帳を思わせるデザインで、借りた本のタイトルを記入し、50冊を貯(た)めれば、市のイメージキャラクターを絵柄にしたシールがプレゼントされる。

 市立図書館が平成23年度に市内の小学6年生に行ったアンケートでは「読書が好き」と回答したのは45.5%。子供たちに本を読むことの楽しさを伝えることで、この数値を28年度に50%にしようと企画した。図書館によると、「通帳」によるこうした試みは府内でも珍しいという。

 読書通帳には読み終えた日付や本のタイトル、感想を書き込む「ひとことメモ」などの欄があり、50冊に達すれば、市のイメージキャラクターで頭に市花・ツツジの髪飾りをつけた「とっぴー」の特製シールがプレゼントされる。シールの絵柄は読書を楽しむ姿や走る姿など5種類。

 市立図書館は「子供たちに読書に興味を持ってもらうほか、『図書館を利用したことがない』という子供が足を運ぶきっかけになれば」と話している。