児相専門職、4年で1120人増員へ 厚労省が強化プラン - 産経ニュース

メインコンテンツ

児相専門職、4年で1120人増員へ 厚労省が強化プラン

 厚生労働省は25日、児童相談所(児相)で児童虐待の相談や調査にあたる児童福祉司などの専門職を、今後4年間で計1120人程度増員させる児相強化プランを決定した。児相職員に関する長期目標の策定は初めてという。平成31年度までに、児童福祉司を3480人(27年度は2930人)、児童心理司1740人(同1290人)、保健師210人(同90人)にそれぞれ増員し、増加を続ける児童虐待に対応する。

 厚労省が27年2月に調査したところ、児相職員1人あたりの相談対応件数は平均約40件だった。同省は現在、人口4~7万人に1人と定めている児童福祉司の配置基準を「4万人に1人」へ引き上げたうえで、この基準に満たなかったり、1人あたりの平均相談対応件数を上回る児相に順次、配置する予定。

 児童福祉司の人数は12年度からの15年で約2・2倍に増えたが、26年度に児相が対応した児童虐待の件数は8万8931件と、12年度の約5倍に増加している。