高市総務相インタビュー

一問一答(下)「AIに人間がコントロールされないため、G7で国際原則を持つ必要がある」

 「G7の情報通信大臣会合の結果につきましては、5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)にも反映させたいと思っています。それから、6月にデジタル経済に関する経済協力開発機構(OECD)の閣僚会合がありますので、そこにも反映させたいと思っています。9月には20カ国・地域(G20)の杭州サミットがあります。そこでもさまざまな考え方をお持ちの国もありましょうけども、G7の合意した基本的な考え方として、そちらでの議論にもつなげていきたいと思っています」

 --AIの開発原則というのは、日本としては特にどういうところを重視したいか

 「やはり、AIの問題で多くの国民の皆様が少し不安に感じておられるのは、ある時期にAIが人間を超えて、人間が反対にAIにコントロールされてしまうんじゃないかとか。それからやっぱり、なんといいますか、それをいかにコントロールしていくか、技術的な要素ですね。開発に当たって留意しないといけないこと、これは課題として、十分、今のうちから共通認識を持っておく必要があると思っています。IoTにしても結局、生活のいろんな場所で国民生活が豊かになるためにとか、もっと安全な社会になるためにとか、生産性を上げるためにとか、高齢化社会の中で役に立てていくためにとかでちゃんと使おうと思うと規制緩和も必要だし、安全を担保するためのルールも必要ですよね。だからそういったことというのは、G7各国は非常に早くからICTに取り組んでいる国々ですから、問題意識としてあると思っています」

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