女性が大型犬に噛みつかれ重傷 飼い主の男を逮捕 兵庫県警

 飼っている大型犬が女性にかみつき重傷を負わせたとして、兵庫県警佐用署は21日、重過失傷害容疑で同県佐用町下徳久、ビル清掃会社役員、野口一夫容疑者(61)を逮捕した。

 同署によると、大型犬は「ロットワイラー」という種で、海外では軍用犬や警察犬に用いられることもある。野口容疑者は容疑について、犬がかみついたことは認めているが、過失があったとされたことは否認しているという。

 逮捕容疑は昨年12月22日午後4時40分ごろ、犬をつないだりしなかった過失により、自宅を訪れた知人女性(43)=神戸市垂水区=に犬が近づき、右腕にかみついて1カ月の重傷を負わせたとしている。

 同署によると、野口容疑者は普段、室内でこの犬を放し飼いにしていたといい、事件当時は犬にリードをつけて持っていたが、女性にかみついたという。

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