生きた甲虫とコンピューターの「ハイブリッドロボット」開発される

「昆虫とコンピューターのハイブリッドロボットが障害物に出くわしたら、コントローラーのスイッチを切って、本来備わっている神経制御ネットワークで障害物を乗り越えたり避けたりさせることができる」と、論文は述べている。

論文はさらに、ハイブリッドの甲虫なら、消費電力が人造ロボットの数百分の1で済むと指摘している。また、今後は、「生きている昆虫プラットフォームに組み込まれた環境発電機」によって自己発電できるかもしれないとも述べている。こうしたことから研究チームは、こうした生体とのハイブリッドなロボットについて、「自然界が提供するロボット・プラットフォーム」だと結論づけている。

一方で、動物愛護活動家たちは、昆虫が痛みを感じることができる証拠があると主張し、ロボットと昆虫のハイブリッドの開発を批判している

※ 南洋理工大学の研究チームは2015年3月、カリフォルニア大学バークレー校の研究チームと提携して、甲虫の飛行を制御する研究も行っている(以下の動画)。

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