弁護士局部切断・小番被告実刑判決

妻の嘘に躍らされ凶行におよんだが…実は夫をペット呼ばわり 小番被告「今も妻を愛している…」

 それに対し、小番被告は「包丁を捨てることで頭がいっぱいで、はさみのことまで考えなかった」「局部切断は確かに頭の中にはあったが、実際に具体的に計画していたわけではなかった」と否定し続けた。

 真相がどうあれ、法律家の卵だった小番被告であれば、計画的な犯行の方が突発的な犯行よりも悪質で刑罰が重くなるということを知らなかったはずはない。

 また局部を切った後に笑い声を上げたことについて、検察側から「なぜ笑ったのか」と追及されると、「意識を取り戻した男性から『なぜ切った』といわれ、『あなたが妻を強姦したからですよ』と告げたら、男性は『してない』と言った。さっきまでは関係を認めて謝っていたのに。だからあきれ笑いをしたのであって、面白くて笑ったわけではない」と反論した。

 家令和典裁判官からも「あなたの妻の調書は『人生をリセットして海外で勉強したい』というところで終わっている。あなたは『妻は出所後も待っていてくれる』と言っているが、本当なのか。離婚などの話は出ていないのか」といぶかしがる質問がされた。対して小番被告は「最近の手紙でも『支える』と言ってくれている。離婚の話など一切ない」と答えた。

 世間の耳目を集めた弁護士局部切断事件は次回6月の公判で論告求刑などが行われ、結審する見通しだ。

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