弁護士局部切断・小番被告実刑判決

妻の嘘に躍らされ凶行におよんだが…実は夫をペット呼ばわり 小番被告「今も妻を愛している…」

 「一騎(小番被告)は『強姦や強制わいせつでの刑事告訴や民事提訴、弁護士懲戒請求をしたい』と言ったが、私にも(実際には拒まなかった)負い目があり無理だと思った。ただ彼の気の済むようにさせようと思い、黙っていた」。

 犯行時の状況については「一騎に殴られた男性が倒れ、チョキンという音がして、『あーやっぱり切っちゃった』と思った。止めなきゃと思ったが、ドラマのようで現実感がなく、動けなかった」。その上で「事件後も一騎への思いは変わっていない。ただ、騒ぎになったのでせめて名字だけは変えたいと思っている。人生をリセットして海外で美術の勉強をしてみたい、と考えている」。そこで調書は終わっていた。

 妻のこうした本心が明かされた上で被告人質問に臨んだ小番被告。本人の口から語られる内容に注目が集まった。

 弁護側の質問で小番被告が話したところによると、妻とは東日本大震災の復興ボランティアで23年3月に知り合い交際を開始。結婚の際のことを尋ねられ、「2人で『一緒に生きていたい』と決めた。『一生一緒に生きていこう』と…」と言葉につまり、質問約5分で涙声になった。また、「妻からは家庭の温かさなど多くのことを与えてもらった。早く司法試験に受かって、妻が与えてくれたもの以上のものを与えたいと思っていた」と話した。

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