正論

LGBT差別禁止法に異議あり! 異性愛を指向する価値観に混乱をきたしてはならない 麗澤大教授・八木秀次

 LGBTの人たちへの配慮も彼らが生きやすい社会をつくることも必要だ。しかし、だからといって彼らの考えを中心として社会を再構築することは別の話だ。異性愛を指向する大多数の人たちの価値観に混乱を来してはならないし、婚姻はあくまで男女のものであり、それを前提とした制度・慣行も守らなければならない。

 基本を譲れば社会は崩れ、少子化も一気に加速する。これは同性婚を認めた米国から得られる教訓でもある。

(麗澤大学教授・八木秀次 やぎ ひでつぐ)

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