安倍晋三首相は17日午前、官邸で記者団に述べた全文は以下の通り。
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「熊本県内のスーパーやコンビニの食品の品薄状態については、先ほど(林幹雄)経済産業相から報告があった。食品業、小売業の皆さんの協力をいただいた。夜を徹して手配を進めてきた結果、朝9時までに15万食以上がすでに店頭に到着したとの報告を受けた。今日中には70万食をお届けする。被災者一人一人に必要な食料そして水が届くようにして参りますので、どうかご安心をいただきたいと思います」
「食料や水だけではなく、トイレの確保、医療や医薬品の提供、さらには安心できる住宅や宿泊施設の確保など、避難生活の長期化が懸念される中、皆さんの多様なニーズを的確に把握し、迅速に対応しなければならない。そのためには現場主義を徹底していく必要がある。最前線で対応する市町村の現場に飛び込み、連携を強化しながら、被災者の生活を支えていかなければならない。本日中に政府一体となった『被災者生活支援チーム』を立ち上げたい。この後の(非常災害対策)本部で指示する」