【酒井充の野党ウオッチ】無所属なのに党役員ってどういうこと? こんな脱法行為を是とする民進党に立憲主義を掲げる資格があるのか(4/6ページ) - 産経ニュース

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酒井充の野党ウオッチ

無所属なのに党役員ってどういうこと? こんな脱法行為を是とする民進党に立憲主義を掲げる資格があるのか

 さらりと書いてあるが、「超法規的措置」といえるこの項目により、小野氏らは事実上「民進党所属の国会議員」として扱われているのだ。期限は2019年9月末。川田氏が改選を迎える平成31年夏の参院選の後までなので、川田氏は少なくとも今後3年余り、「無所属なのに民進党議員」として扱われるという異常な事態が続く。要職を務める小野、川田両氏以外の3人も、党大会に次ぐ議決機関である両院議員総会での議決権を持つことになった。

 付則を含め党規約は3月27日の結党大会や4月5日の両院議員総会で、異論なく了承された。「無所属議員を党所属議員として扱う」という政党政治の根本が問われるような異常な事態に対し、誰も異を唱えなかったのだ。

 そもそも選挙後に政党を移動した比例選出議員の行動は、国会法の趣旨から外れた脱法行為としか言いようがない。

 議員の政党間移動を禁じた改正国会法は、森喜朗内閣時代の平成12年4月27日に成立した。改正案は自民党などの与党を中心に議員立法として国会に提出された。

 衆参両院の委員会で提案理由説明を行った自民党の鈴木宗男衆院議員(当時)は「現行法は衆参議員とも当選後、選挙のときに所属していた政党から他の政党に移動することには何らの制限も加えられていない」と指摘。その上で「しかしながら…」として、次のように続けた。