熊本地震

死者計28人に 900人負傷、6万人が避難 M7・3「阪神」級…震度6強相次ぐ

【熊本地震】死者計28人に 900人負傷、6万人が避難 M7・3「阪神」級…震度6強相次ぐ
【熊本地震】死者計28人に 900人負傷、6万人が避難 M7・3「阪神」級…震度6強相次ぐ
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 16日午前1時25分ごろ、熊本県で震度6強の地震があった。その後、短時間に震度6弱以上の地震が相次いで3回発生。ビルや家屋が倒壊し、県などによると、新たに19人が死亡、14日以降の死者は計28人となった。大分県を含め広範囲で多数がけがをし、熊本県によると、約900人が重軽傷。熊本県では6万8911人が避難した。熊本県益城町では14日に最大震度7を観測したが、気象庁は「今回(午前1時25分)が14日以降に発生した地震の本震」との見方を示した。

 最初の震度6強の地震はマグニチュード(M)7・3で、阪神大震災と同じ規模。震源の深さは約12キロ。熊本県や市町村などによると、八代市の火災で1人が死亡。このほか熊本市や西原村、南阿蘇村などの男女18人が死亡した。

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