熊本地震

両陛下 犠牲者への哀悼と見舞い 蒲島知事にお伝え

 天皇、皇后両陛下は15日、熊本地震の犠牲者への哀悼と被害者への見舞い、警察、消防、自衛隊など災害対策に従事している全ての関係者へのねぎらいのお気持ちを、河相周夫侍従長を通じて熊本県の蒲島郁夫知事に伝えられた。

 宮内庁によると、両陛下は発生直後からニュースなどを見て被害状況を心配されている。多数の死傷者、避難者が出るなど県民生活に大きな被害が生じていることに心を痛め、朝晩には冷え込む時期であることから被災者らの健康を祈られているという。

 また、両陛下は15日に日帰りで予定していた静岡県訪問を取りやめ、同県の川勝平太知事に、出迎えの準備などを進めてきた関係者らに対する「誠に心苦しい」とのお気持ちを伝えられたという。

 この日は静岡市の静岡浅間神社で日本とスペインの交流イベントが開かれ、両陛下は記念の写真展やフラメンコの特別公演を鑑賞される予定だった。

 川勝知事宛てのお気持ちの中では、熊本県で余震が続き、いまだに被害状況が明確でないことから、「少なくとも今日一杯は御所で状況を見守ることが必要」との考えを示された。

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