-アテネ五輪を含め、それ以外にも印象に残るレースはあるか
野口「一番はやっぱりアテネ五輪の金メダル。その前に出場した03年の大阪国際のときの走りが今でも私は良い走りができたと思っている。広瀬監督も藤田さん(当時監督)も喜んでくれた。2人が予想していなかったタイムが出せた。2人の指導者を良い意味で裏切れた。それと、この前走り終えた名古屋ウィメンズ。たくさんの応援をいただいた。レース直後のコメントでもしているように花道のように道が輝いて見えた。心に一生残るレースをさせていただいた」
-今後のプランについては、4年後には東京五輪もくるが、陸上競技とはどう接していくか
野口「長年お世話になった、成長できた陸上なので、できる範囲で携わることができたら。明確にはあまりまだ考えていません。でも、陸上界に少しでも恩返しできたらと考えています」