野口みずき引退

会見詳報(1)「幸せな陸上人生歩めた」 涙こらえ笑顔で会見 「陸上界に恩返ししたい」

 -最初に誰にどのように伝えたのか

 野口「やっぱり広瀬監督に相談しました。監督には早い段階で、1年くらい前から思うようにレースに出れず、トレもうまくいかなかったときに、『もしかしたらリオの選考レースが最後になるかもしれないし、16年は引退をかけた年になるのでよろしくお願いします』と言いました」

 -名古屋ウィメンズ以降の1カ月はどう過ごしていたのか

 野口「そうですね…もう引退するんだなという気持ちと、名古屋で走った体を癒やした期間でした」

 -北京五輪直前の故障からロンドン五輪の選考会まで4年間はまったく走れなかったと聞くが、振り返ってみてどんな期間だったか

 野口「北京五輪のときは、04年のアテネ五輪が金メダルで飾れて、(北京五輪)前年の東京国際女子マラソンで良いタイムで優勝できた。また金メダルをとって伝説を作りたいというか、今までなかったことに挑戦したい気持ちがあったが、それを考えすぎてしまって階段から転げ落ちてしまった。どん底を見たというか…。それは取材にも良い態度で応じていなかったりしたので、神様が一回つまずいた方がいいといってくれたのだと思う。必要な経験だった。故障を通して、その後あきらめずにやってこれたし、考え方も変わった。成長できたきっかけだった。長い目で必要だったと感じています」

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