民進・徳永エリ参院議員、ツイッターに、推薦候補の応援を自分で書き込み起訴猶予になっていた。公選法違反の告発受け

 徳永氏は産経新聞の取材に対し「私はこの内容が選挙運動に当たるとは思わなかった。検察庁の判断で、選挙運動に抵触するが、悪質ではないことをご理解いただき、起訴猶予としていただいたと理解している。今後は一層慎重に行動して参りたい」と説明した。

 徳永氏の事務所が発覚当初、報道機関の取材に「徳永氏は地元回りで忙しく、私設秘書が代わりに書き込んだ」と説明していたことについては「電話での取材であり、本当に(報道機関の)取材か確認が取れなかったので、ご指摘の電話回答をした。以後は正確性を期す」と釈明した。

 徳永氏は平成22年7月の参院選で初当選。25年4月の参院予算委員会で、古屋圭司拉致問題担当相(当時)の靖国神社参拝を「拉致被害者が落胆している」と批判。これに対し安倍晋三首相が「捏造(ねつぞう)の質問」と疑問視し、拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表も確認できなかったとして、「誠に遺憾」とする見解を発表した。

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