ニューヨークでは、3月16日の他に3月24日にも同じくGAHT主催でパラレルイベントを行いました。聴衆の数は50~60人程度であまり変わりません。
私は残念ながら24日の会合には参加できなかったので、ビデオを見せていただきました。16日の会合には、国連関係の人や韓国系の人がかなりいましたが、24日の会合には、あまりいませんでした。プレゼンテーションも静かに聞く人ばかりで質疑応答の時間もあまり反応がありませんでした。
この差をどうとらえたらよいのでしょうか?
16日の会合は聴衆にかなりのインパクトを与えたのではないかと考えられます。「予期しないことを堂々と述べている!」といった反応かもしれません。ですから彼女たちも必死で言い返したのです。質疑時間における興奮はインパクトの大きさを示すものと考えてよいと思います。
一方、24日の会合は、海外在住の日本人女性が主な発言者でした。彼女たちは、それぞれが住む環境における「日本」について、語りました。16日に続く2回目の会合だったこともあり、「君たちの慰安婦についての理解は間違っている、それを糺せ」という強いメッセージとして伝わらなかったのかもしれません。
私が参加した16日の会合は、大きなファーストインパクト=明確なメッセージがあったので、相手の方も反論する必要性を強く感じたと思われます。