ウクライナ首相が辞任へ 経済悪化、汚職対策停滞で支持率低迷 - 産経ニュース

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ウクライナ首相が辞任へ 経済悪化、汚職対策停滞で支持率低迷

 【モスクワ=黒川信雄】ウクライナのヤツェニュク首相は10日、テレビ番組で辞意を表明し、12日に最高会議(議会)に辞表を提出すると発表した。インタファクス通信が伝えた。

 ヤツェニュク氏は2014年2月の親欧米派による政変後に首相に就任した。しかし経済悪化や汚職対策への不満から支持率は低迷し、連立与党に参加した政党も相次ぎ離脱を表明するなど、政治混乱が深刻化していた。

 国際通貨基金(IMF)は改革の遅れを理由に、承認済みの対ウクライナ融資の一部しか実施していない。ウクライナは政治体制の刷新により、国際社会からの支援をつなぎ留めたい思惑がある。

 ヤツェニュク氏の後任には、ポロシェンコ大統領の支持基盤である与党「ポロシェンコ・ブロック」が推すグロイスマン最高会議議長が有力視されている。