関電夏の需給見通し、原発なしでも予備率6・8% 顧客離れの需要減で安定供給の皮肉

 大津地裁の仮処分決定による高浜原発の稼働停止で、当初の見込みよりも供給力が低下する関電は、7月で6・9%、8月で6・8%をそれぞれ確保できる見通しだ。

 関電は、25年度並みの猛暑を想定した今夏の最大電力需要は2567万キロワット(昨夏想定比224万キロワット減)。アンケート結果を基に節電分は362万キロワット、関電からの離脱は219万キロワット分と見込んだ。

 一方、供給力は2742万キロワット(同133万キロワット減)。原発の代替電源としてフル稼働してきた火力発電は、23年夏から法定点検を延期できる特例を適用し運転を続けてきたが、今回は延期せずに夏場も法定点検を行うという。

会員限定記事会員サービス詳細