五輪バド金候補闇カジノ賭博

桃田、田児両選手 闇カジノに「1日3回」、ジャージー姿で「いま練習帰りです」 関係者ら証言

 この闇カジノ店は24時間営業で、警察当局の内偵捜査や摘発を逃れるために3カ月単位で移転。客引きが連れてきた新規客には免許証などによる身分確認のほか、「(逮捕など)店が客に迷惑をかけても責任は取れない」とする誓約書に署名させていた。

 さらに、無関係な人物を立ち入らせないため、店が所在する階にエレベーターが停止しないよう細工。防火設備に偽装した隠しカメラで客の顔を確認した上で、入店させていたという。

 元経営幹部の男性は、「2人はジャージー姿などで来て、『いま練習帰りです』などと話していた。素性を隠す様子はなかった。店が主催したビンゴ大会に、ラケットを持った後輩らしき男女10人以上を連れてきたこともあった」と証言した。

 田児選手は、平成27年3月に警視庁の捜査員が摘発のため店に踏み込む直前にも来ていたという。男性は「遠征でカジノが合法な国に行ったときに覚えたのではないか」と推察した。

 一方、桃田選手の20代の知人は「誘われて一緒に闇カジノ店に行った。彼はその日、約5万円負けて帰った」と証言した。

 常連客の男性(45)は「田児選手は冷静な勝負師で、100万円単位で賭けることもあり、勝っても表情を変えない。ただ、かなり勝負が好きなようで、勝って帰っても2、3時間後にまた来る。1日に3回会ったこともあった。桃田選手は数万円から数十万円レベルの賭け方だった」と明かした。

 別の男性客(56)は「自分は2人を知らなかったが、一緒に行った知人が田児選手と知り合いだった。田児選手が知人に『今日は200(万円)ほど負けた』と言っているのを聞いた。後で知人からバドミントン選手だと聞かされ、『大丈夫なのかな』と思った」と話した。