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民進党の山尾志桜里政調会長は6日の定例記者会見で、「週刊新潮」が報じた自身の政治資金問題について初めて釈明した。民進党(旧民主党)の政調会見は通常、20分程度で終わることが多いが、この日は約1時間10分という長丁場となり、質問も一連の疑惑に関するものが大半を占めた。詳報は以下の通り。
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【冒頭発言】
「まずは私のことでお騒がせをし、また、お待たせをして本当に申し訳ありませんでした。お待ちいただいた分、しっかり調べてきたので、きょうは、そのご報告もあわせてさせていただきたい。(週刊新潮の発売から)1週間お待たせをした。週刊誌でのご指摘について、これまでしっかりとお調べをしてきたことについて、きょう、この場でご報告を申し上げたい」
「まず、ガソリン代について。平成24年分のガソリン代だけが突出しているという指摘を受けて、収支報告書および帳簿にあたって調査をした。現在まで確認したところでは、報道されているように、ガソリンのプリペイドカードを大量に購入したというような事実は存在しないと考えている。したがって、このような大量のプリペイドカードが換金をされたとか、カードが関係者や有権者に配布をされたとか、こういった事実はないものと考えている」