【にっぽん再構築・高齢者をいかせ】五木寛之氏「嫌老の空気あらわに」 弘兼憲史氏「好かれる老人になるには」…4人の識者が語る処方箋(4/7ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

にっぽん再構築・高齢者をいかせ

五木寛之氏「嫌老の空気あらわに」 弘兼憲史氏「好かれる老人になるには」…4人の識者が語る処方箋

 さらに、「好かれる老人」になるため、してはいけないことが分かる。文句を言う人より、素直に言うことを聞く人が大事にされるのは当たり前ではないだろうか。

 あるいは働いた時間をポイントとしてためておき将来、自分が介護を必要とするときに使う仕組みはどうだろう。政府が第三セクターなどを設立して、この世代にボランティアを義務化する制度を設けたらいい。介護を若い人に委ねるのは僕は酷だと思う。それよりは、若い力を日本のために使ってほしい。

 最近、ベンチャーズの若手コピーバンド「B.C.V.」を見つけ、都内のライブハウスによく見に行っている。今や年を取りすぎてしまった本家本元よりうまかったりする。場内は中高年層から若手までのファンでいっぱい。懐かしの音楽を集めたCDやコンサートはシニア層に人気だけど、こうした若手バンドも、シニア向けの新たなビジネスになりそうだね。

 (聞き手 藤沢志穂子)

 ひろかね・けんし 昭和22年、山口県岩国市生まれ。早稲田大学法学部卒業。松下電器産業(現パナソニック)に勤務の後、昭和49年漫画家デビュー。代表作に「島耕作」シリーズ、「黄昏流星群」など。平成19年紫綬褒章を受章。コラム、講演など幅広い分野で活躍する。

藤田孝典氏 「防貧」で生活保護抑制

 パチンコなどを理由に自治体が生活保護受給者への給付を停止することの是非が物議を醸している。一時的な感情に左右されない冷静な議論が必要だと思う。