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大阪府大阪狭山市の狭山池公園で早咲きの桜「コシノヒガン」が見頃を迎え、大勢の人でにぎわっている。なじみ深いソメイヨシノよりも一足早く咲く品種で、今週末ごろまで楽しめそうだ。
今年で築造1400年を迎えた狭山池の周辺では約1300本の桜が植えられており、そのうち約700本がコシノヒガン。市によると、今年は3月中旬ごろから咲き始めたという。競うように咲く花を見ようと、公園は大勢の家族連れらでにぎわっている。
また、池の北側では、節目の年を記念して巨大な黄色いアヒルのオブジェ「ラバー・ダック」が浮かべられ、注目を集めている。展示は5月8日まで。
オランダの現代アーティスト、フロレンティン・ホフマン氏の作品で、幅と高さはそれぞれ9・5メートル、長さは11メートル。平成21年から大阪・中之島などに毎年展示されているが、内陸の池での展示は国内初という。
桜の花びらが舞い散る中、多くの家族連れらがカメラのシャッターを切るなど大人気の様子だった。