芸能考察

流行さくらぼっち女子応援歌、きっかけは…男女デュオ『コアラモード.』の競作300曲と恋愛論

桜のシーズンの遠距離恋愛について歌った「さくらぼっち」をリリースしたコアラモード.
桜のシーズンの遠距離恋愛について歌った「さくらぼっち」をリリースしたコアラモード.

 平成25(2013)年に横浜市で結成した「コアラモード.」。3月発売の3枚目のシングル「さくらぼっち」はタイトル通り、桜の時期にひとりぼっちで過ごす恋人同士の遠距離恋愛を女子目線で軽やかに歌い上げた佳曲。会えない時間を大切にすることでお互いの理解を深めることの大切さを訴えたいという。(岡田敏一)

 あんにゅ(ボーカル、ギター担当、23歳)と小幡康裕(キーボード、ギター、ベース、ドラムなど担当、26歳)の男女2人組。学生時代から別々に音楽活動を展開していたが、23年、あんにゅが楽曲のアレンジを近所の先輩、小幡に依頼したのがきっかけで25年にグループを結成。27年2月にメジャーデビューした。

 2人とも作詞作曲ができ「結成までの約1年間、それぞれが1日1曲、1週間で7曲を作り、毎週、できあがった計14曲を共同作業でより良い楽曲に研さんしていきました」(小幡)。こうした地道な努力の積み重ねで「ストックは300曲」(小幡)を突破し、見事、メジャーデビューを勝ち取った。

 2人ともミスターチルドレンのアルバム「シフクノオト」(平成16=2004=年)を大好きな1作に挙げる一方、小幡は米のシンガー・ソングライター、ビル・ウィザースの名盤「ライヴ・アット・カーネギーホール」(昭和48=1973=年)に多大な影響を受けたと話す音楽通。

 そんな2人が昨夏から競い合って作った春の楽曲「さくらぼっち」は、うきうきするような曲調と、弾けるようなあんにゅの歌声が印象的なポップ曲。