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枕営業にかける売れない女優のあざとさを生々しく…「下衆の愛」で内田慈が熱演

【シネマの華・動画付き】枕営業にかける売れない女優のあざとさを生々しく…「下衆の愛」で内田慈が熱演
【シネマの華・動画付き】枕営業にかける売れない女優のあざとさを生々しく…「下衆の愛」で内田慈が熱演
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 映画業界の底辺にうごめく欲望むき出しの面々を描いた「下衆(げす)の愛」で、内田慈(ちか)が、枕営業にかける売れない女優役を生々しく演じ、異彩を放っている。

 内田は昭和58年生まれで横浜市出身。主に舞台を中心に活動しており、テレビドラマではNHK連続テレビ小説「まれ」、映画では「ぐるりのこと。」「ロストパラダイス・イン・トーキョー」などに出演している。大きな目とハスキーボイスが特徴の演技派の女優だ。

 「下衆の愛」には、長く低迷が続く映画監督、テツオ(渋川清彦)や副業のAV製作で資金を稼ぐマモル(細田善彦)、反権力と裸にこだわるプロデューサー(でんでん)…と、クセの強いキャラクターが次々と登場。業界の底辺で夢を諦めきれずにあがく下衆な人々の生態が描かれる。

 内田が演じる響子は、次回作での主演と引き換えに、好きでもないテツオに身を任せている。

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