「この番組(3月18日の『報道ステーション』)で言えば、『極端に言えば、日本はナチスみたいになるんだ』という結論を出しておいて、それを支える資料しか出さないんです。それと異なる資料は出さない。ですから、完全な放送にはならない。TBSの安保法制報道もそうなんですね。結論として、『これは憲法違反だからだめだ』ということを裏付けるコメントしか出さない」
「民主主義において、結論は結果。健全な議論から生まれるものである。議論をやめて、最初から結論を出して押し切るのは『全体主義』と言います。民主主義とは言わないんです。ですから、私たちは(田原総一朗氏ら)ジャーナリストの人たちと公開討論会をやりたいとお願いしたが、実現できていない」
「それに対し、『(同会の主張は)低俗だし、品性どころか知性のカケラもない』と言われた。言っておきますが、私は大学を首席で出てますし、博士号も持っている。カケラはあります(笑)。彼らはどうして、われわれと議論しないんでしょうか。軽蔑している? さっぱり分からないです。自分たちの全体主義を維持したいだけなんだ、と私は解釈しています」